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0000書店紀行:第二回エンタメ焼き畑~前編~

0000(ゼロヨン)書店紀行とは?

月に一回10000円をもって他者と本屋に行こうという企画です。そこで紹介された本を買ったり、好きな作家の話を聞いたりしながら本屋をぶらぶらします。その月の新刊を見てみたり、ぼくが10000円以上本にお金を使わなくなったり、いいことがたくさんです。

第二回のゲストは5000人のフォロワーを擁するネタツイッタラーあかごひねひねくん

今回ぶらぶらしたのは前回に引き続き大阪梅田のジュンク堂です。

※あいかわらず本棚を見ながらしゃべっていますので、話がとびとびになります。

 

 

かみしの(以下:か) はい、というわけで第二回10000円をもって他者と本屋に行こう企画、ゲストはネタツイッタラー……でいいのかな?

 

あかひね(以下:あ) リスナーに聞かせる体でしゃべらなくても(笑)どうせ文字おこしするんでしょ

 

 最初だけ最初だけ(笑)まあ、ネタツイッタラーのあかごひねひね君ということで

 

 ありがとうございます

 

 いやいや、どうもよろしくお願いします。企画はさっき説明済みなので

 

 要するに本棚を見ながらうろうろしてしゃべるわけでしょ

 

 そうそう

 

 これはやっぱりね、プロモーションなので、「あ、こいつなかなか教養あるな」みたいなところを見せたいよね

 

 教養爆弾を投げてください

 

 どんどんね、学歴で勝てなかったやつらにマウントをとっていく

 

 いやなやつだなあ(笑)

 

 (笑)

 

【2F:文庫・単行本エリア】

 

 とりあえず二階の文庫コーナーへ……恒例なんだけど本屋に来たらまずどこへ行く?

 

 どこやろう、だいたいでも僕が行くのは……新刊のところうろうろはしますね。漫画の新刊を見て、文庫の新刊をぶらっとしていく感じですよね

 

 じゃあまあそれにのっとって新刊コーナーを見てこうか

 

 あ、『舟を編む』は面白かったですよ

 

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)

 

 

 面白いね。これ単行本の方で買うと、装丁がちゃんと『舟を編む』仕様になってるんだよね

 

 アニメのカバーになってるんだな。アニメになったんやっけ?

 

 ノイタミナって書いてあるね

 

 これ気になったな。どこの出版社でどんな本かってのを隠して売って、めっちゃ売れたっていう

 

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 あ、なんだっけ。文庫Xとかいったっけ

 

 そうそう文庫X

 

 前、本のまくらフェアってのがあって。最初の一文をカバーにして、それでぴっと惹かれたら買うっていう。それに近いかも

 

f:id:kamisino:20161220112309j:plain

 へえ

 

 そういう売り方も面白いよね

 

 京都の三省堂で「本みくじ」ってのがあって、おみくじひいてその番号の本が買えるという

 

 なるほどなるほど

 

 買うまでどんな本かがわからない。ただ一応テーマは決まってて、「ホラー」とか「旅行に行きたくなる本」とか

 

 なるほど、ジャンルはあってそこから選ぶんだ。どうやって本を売るかっていう生存戦略は大切だよね

 

 だから今はどうやって出会うかっていう部分にスポットライトが当たってるんでしょうね

 

 最近本屋来てなかったから新刊何が出てるか知らないなあ

 

 実は新刊ってあまり読まないんだよね。家にも本があふれすぎててさ、それをまだ読んでないんだよ

 

 それはあるね……あ、『ほしのこえ』の文庫なんて出てるんだ

 

小説 ほしのこえ (角川文庫)

小説 ほしのこえ (角川文庫)

 

 

 出てますねえ

 

 『ほしのこえ』ってそんな本になるほどの長さでもないと思うけど

 

 新海さんの最初のアニメですよね。しかもこれは新海さんが書いてるわけじゃないんだ

 

 ほんとだ。別の人が書いてる

 

 こういうのいいですよね。メディアワークスとか大人向けラノベみたいなやつ

 

 大学生とか向けのね

 

 あの、さびれた店のボーイミーツガールもの多い、って話前しましたよね

 

 あー、カフェとかのね

 

 『タレーラン』でしょ。『ビブリア古書堂』とか、『京都寺町三条のホームズ』とか、あれもさびれた店でボーイミーツガールものですよね

 

 

 

京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)

京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)

 

 

 ここ最近はタイムリープものが流行ってる気もするな。これ気になる『犯罪の大昭和史』

 

犯罪の大昭和史 戦前 (文春文庫)

犯罪の大昭和史 戦前 (文春文庫)

 

 

 いいですね、しかも戦前

 

 たぶん戦後編もでるんだろうね、きっと

 

 津山三十人殺しとか載ってるんじゃないですか、『八つ墓村』の……

 

 あるね。阿部定事件とかもあるし、鬼熊事件もある

 

 お、なにこれ。『未来のだるまちゃんへ』

 

未来のだるまちゃんへ (文春文庫)

未来のだるまちゃんへ (文春文庫)

 

 

 これどういう本なんや

 

 知ってる?だるまちゃんとてんぐちゃんは

 

だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん

 

 

 知らない……。これは絵本?

 

 もともとは絵本。だるまちゃんシリーズってのがあって、面白いですよ。あ、絵本も結構好きだな

 

 絵本ね、あとで行ってみようか。たまに眠れない夜に犯罪者のウィキペディアとかよく見るじゃない

 

 見ないよ(笑)

 

 見ないか(笑)

 

 だって眠れなくなるじゃん。俺は眠れない夜にはだいたい探偵ナイトスクープの過去回をひたすら見てる(笑)

 

 そうか……。なんかこう、犯罪者の告解とかあるじゃん。裁判の記録とか。ああいうの読むと単純に犯罪者を犯罪者と言い切れないというかさ、わかる部分が……

 

 やべえな、なんでシンパシーから入ってるんだよ(笑)

 

 それはでもどうしようもなくある……お、これすごい『バンド臨終図鑑』

 

 

 バンドが終わったときの話なんだ。それは面白そう。ゴールデンボンバー推薦、臨終しそうなやつに推薦させるなよ(笑)

 

 BiSが入ってる時点でこれは買うしかない……。BiSっていうのはアイドルグループなんだけど、アイドル界のセックスピストルズと言われてて、アイドルを終わらせた人たちって言われてるの

 

 へえ

 

 フリッパーズ・ギター筋肉少女帯……

 

 ウルフルズも入ってるね

 

 ゆらゆら帝国もあるし、こんなん買うしかない。何、最近文春文庫はこういう年表ものみたいのを出してるのかな。あかひね君が好きな年表もの

 

 あー、サブカル年表作ってたな。俺の年表を超えたいとうせいこう年表を水道橋博士が完成させたらしくて、いとうせいこうフェスで言ってたんだけど

 

 なるほど

 

 ページがめちゃくちゃ多いらしくて、異常な量らしい(笑)いつからいとうせいこうはふんどしをはめ始めたかとか……

 

 どうやって調べたのそれは(笑)

 

 本人に聞いたらしい(笑)

 

 それ正しいのかな本当に(笑)

 

 おっ『異世界居酒屋のぶ』

 

異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)

異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)

 

 

 これアニメ化するんだ

 

 これよいよ、面白いけど買わなくてもいいかもしれない。なぜならば「なろう」でまだ読めるから、7割8割くらいは。これ書いてる人が星海社から『第七異世界のラダッシュ』ってのも書いてて、まだ物語が始まったところなのでなんともいえないけどよかったよ

 

第七異世界のラダッシュ村 (星海社FICTIONS)

第七異世界のラダッシュ村 (星海社FICTIONS)

 

 

 これもさびれた店でのボーイミーツガールじゃないの?

 

 これはね飯版俺TUEEE系ラノベだね。ボーイミーツガールじゃなくて、異世界に日本の居酒屋がつながっちゃったて話で、異世界人ミーツ居酒屋

 

 なるほどね

 

 カルチャーショックもの。こんなうまいものがあったのか!っていう

 

 世界ウルルン滞在記みたいな

 

 そうそう。ある意味俺達っていいもん食ってんだなっていう、「ここがすごいよ日本人」的な、自分たちが普段食べてるものが異世界の人からしてみたらこんなにおいしいんですよっていう、自尊心をくすぐられるやつ

 

 紹介の仕方がちょっと(笑)

 

 くそ右翼が涙するやつ

 

 (笑)

 

 ネット発信のやつなんて全部右翼本だろ、どうせ、どうせさ

 

 何かあったの?(笑)

 

 何もないけど(笑)いやでも、これは面白かったよ。作者のTwitterみても「腰痛い」「死にたい」しかつぶやいてないから病んでるんだと思う(笑)

 

 異世界にいかなきゃやってらんないんだな。話がそれるけど『ズッコケ中年三人組』が

 

 

 いいですね、これは読みましたよ

 

 はちべえの息子は反抗期、もーちゃんの娘はいじめ問題、ハカセには春が来るのか……

 

 結構悲しいんだよ

 

 おばQの劇画版みたいな切なさがある

 

 

 哀愁がすごい

 

 なんか、なんかやだなあ。子供のころの気持ちが……

 

 そういう意味では読まない方がいいのかもしれない。読んで爽快感はなかった

 

 『シャボテン幻想』、面白そう。面白そうな新刊結構出てるな、稲垣足穂とか

 

シャボテン幻想 (ちくま学芸文庫)

シャボテン幻想 (ちくま学芸文庫)

 

 

 

 知らん

 

 『一千一秒物語』とか、幻想的な小説を書いてる人

 

一千一秒物語 (新潮文庫)

一千一秒物語 (新潮文庫)

 

 

 そういうわけわからない系は嫌いじゃないけど本では読めないんだよなあ

 

 何だったらいける?

 

 絵本とか映画だったらいいかな。能動的にシュールレアリズムを摂取すると飽きちゃうんだよね。わかんねーよ!って

 

 そうねえ、まあタイプによるよね

 

 自分から読んでいかなきゃいけないってのがね……

 

 じゃあそんなあかごひねひね君が好きな作家をあげてくださいと言われたら?

 

 時系列で変わってきてるな、どの時代がいい?

 

 オールタイムベストで

 

 難しいなー……オールタイム。焼き畑農業でばっと燃やして次に行くから、この時期はこれ、この時期はこれっていえるんだけどオールタイムとなると評価軸がないんだよ。戦後と室町時代どっちがどうかとか比べられないじゃん

 

 なるほどね、じゃあその焼き畑にしてきたやつらを

 

 『ローマ人の物語』シリーズは焼き畑にしてる最中ですね、細々と焼いてる。長いんだよねこれ

 

塩野七生『ロ-マ人の物語』の旅 コンプリ-トセット 全43巻
 

 

 確かに長い、全43巻か

 

 今は30巻を読み終わったとこ

 

 じゃあ今のところ4分の3は燃やし尽くしてるのか

 

 でもローマの歴史でいうとまだ序盤なんですよ、ここが五賢帝だから

 

 あ、そうなんだ

 

 ここから軍人皇帝時代とか

 

 コンスタンティヌスみたいなのが出てくるんだ、今絶頂がすぎて下降線に入ったところなんだね

 

 マルクス・アウレリウス・アントニヌスさんがいるとき。こん中で一番面白いのはカエサルあたりかな。ハンニバル戦記もよかった

 

 ハンニバルね。スキピオとか出てくるあたり?

 

 そうそう、スラとか僕は好きなんだよ。教科書では独裁で反対者を殺しまくったって扱われてるんだけど、元老院原理主義者で自分の政治参加には厳格で、無理やりディクタトル(独裁官)になるんだよ。でも一年たったらやめるって決めて、本当に一年で全部やって二度と政治に戻ってこなかった

 

 有能な政治家といえば有能なのかね

 

 インフラを全部整備したら「じゃあ俺はこれで」って、あとは悠々自適

 

 かっこいいね

 

 超かっこいい。冷酷で私腹を肥やさないっていう潔さ。理想のために殺しまくったっていう、まあこれは塩野さんの読み方だけど

 

 なるほどねえ

 

 あとは宮部みゆきとか読みまくった時期があった、『模倣犯』とか面白かった覚えがある

 

 

 宮部みゆきは『火車』くらいしか読んだことないな

 

 『火車』読んだっけなあ。『模倣犯』も面白かったっていうこと以外は忘れちゃってるんだよ(笑)

 

火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

 

 

 そういうのあるよね(笑)

 

 あとは角川文庫のね、赤川次郎とか中学生くらいの時に三毛猫ホームズは7割8割は読んだはず。むちゃくちゃ多いのよ

 

三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))

三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))

 

 

 確かにブックオフとかで赤川次郎めちゃくちゃ多い印象がある。赤川次郎なあ、読んだことないんだよなあ。三毛猫ホームズがふわふわの感じだって印象があったんだけど、意外とえぐいって話を聞いた

 

 文体が軽いんだよね。エロいシーンとかグロいシーンを出すんだけど、文体が軽いからささっと読めちゃう。三毛猫ホームズに関しては、もってるやつ4周くらいはしてるはず

 

 すごいなあ

 

 あと中学生の時は宗田理、『ぼくらの七日間戦争』。これも好きだったね

 

ぼくらの七日間戦争 (角川文庫)

ぼくらの七日間戦争 (角川文庫)

 

 

 あー、読んだことないな見事に。これあれだよね、子供対大人の戦争の話だよね

 

 むちゃくちゃ面白い

 

 ジュブナイルを読んでこなかったんだよな

 

 で、オールタイムベストはこれだ『八つ墓村』。横溝正史もめちゃくちゃ読んだ

 

八つ墓村 (角川文庫)

八つ墓村 (角川文庫)

 

 

 『八つ墓村』ものすごく面白いもんね

 

 面白すぎてもってなかったの

 

 ?

 

 初めに図書館で借りてそのあと横溝作品を買っていったんだけど、『八つ墓村』はもう図書館で三回くらい読んでたから、買うのがもったいなくなっちゃってずっと持ってなかったの。この前やっと買った(笑)

 

 横溝正史もなかなか読んでなかったんだけど、読んでみたらすごく面白いんだよね。Theエンタメって感じ。読みやすいし面白いし

 

 あと何があったかな

 

 だいたいジュブナイルとかミステリーが多いのかな?

 

 高校に行くと、京極夏彦。あ、ここだ。見たらわかる(笑)

 

 威圧感がね(笑)

 

 横幅がね。『姑獲鳥の夏』面白かった

 

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

 

 

 『姑獲鳥の夏』はめちゃくちゃ面白かった

 

 『魍魎の匣』はそんなに好きじゃなかったんだよな。『鉄鼠の檻』でなんとか読み切ったけどグロッキーになって、『絡新婦の理』は途中で断念したんだ。うんちくがしんどかった(笑)

 

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

 

 

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

 

 

文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)

文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)

 

 

 京極はうんちく長々書くからね(笑)でも『絡新婦の理』が最高傑作みたいな話はあるよね

 

 たどり着けなかった(笑)『姑獲鳥の夏』は語り手が不安定で、赤いフィルムがかかった感じがあった

 

 いわゆる信用できない語り手だよね

 

 どんどん心の不安定さがこっちに入ってくるんだよね、読んでたら。『チルドレン』これも面白かった

 

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

 

 伊坂幸太郎

 

 伊坂幸太郎は『チルドレン』と『アヒルと鴨のコインロッカー』読んだ。『アヒルと鴨のコインロッカー』についてはこの前ボブ・ディランノーベル賞とったけど、あの「風に吹かれて」がポイントになっててそれもあって好きだったな

 

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

 

 

 コインロッカーの中に神様を閉じ込めに行かなきゃ……(笑)

 

 あとはね、さくらももこのエッセイとか大学になるとラノベを読み始めるんだよ。で、ラノベかなって思ったらラノベじゃなかったのが西尾維新戯言シリーズだった。日常系のほんわかしたのが好きだったんだけど、『クビキリサイクル』は心が疲れてきた

 

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

 

 

 意外と重いからね

 

 心ぴょんぴょんしねーなみたいな(笑)

 

 西尾維新はキャラを作っては殺していくからね

 

 そうそう、普通に死ぬからな。愛着ないのかよっていう

 

 多産多消だから。どんどん作ってどんどん殺す、それが西尾維新のいいところでもあるんだけど

 

 『十角館の殺人』も下手すればオールタイムベストだな

 

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

 

 

 綾辻行人、あれも面白いよね

 

 結構あの時期はミステリーをよく読んでて、綾辻行人とか二階堂黎人とか

 

 創元推理文庫とか行ってみる?

 

 あと何読んだかな、有栖川有栖も少し読んだな

 

 有栖川有栖は何読んだっけなあ

 

 有栖川有栖、何読んだか忘れるんだよな(笑)似たようなタイトル多いから

 

 有栖川有栖はがちがちの論理派だから玄人受けしそうな感じがある

 

 外国はあんまり読んでないな。『シャーロック・ホームズの冒険』をこの前ちゃんと読んで面白いな、わくわくするなって思った

 

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

 

 

 それは間違いない

 

 あ、米澤穂信を言わなきゃいけない。『折れた竜骨』

 

折れた竜骨 上 (創元推理文庫)
 

 

 うん、あれはミステリーとファンタジーの融合だよね

 

 意欲作!なのに面白い!

 

 異世界ファンタジーもの好きの心も揺さぶるし

 

 あれでちゃんとミステリーとして完結させてるのがすごい

 

 泡坂妻夫とかは?

 

 『しあわせの書』しか読んでないかな

 

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)

 

 

 『11枚のトランプ』とか『亜愛一郎』シリーズとかは読んでない?

 

 

亜愛一郎の狼狽

亜愛一郎の狼狽

 

 

 読んでない

 

 なんとなく「幻影城」とか「新青年」が好きなイメージがあったけど

 

 あのね、知識としてみていくのは好きだけど、小説は多すぎるんだよ。小説はごりごりのエンタメの方が快楽が強いからそっちに流されちゃう

 

 なるほど(笑)

 

 『さよなら妖精』もよかったな

 

さよなら妖精 (創元推理文庫)

さよなら妖精 (創元推理文庫)

 

 

 『氷菓』シリーズの続編もいいけど、『小市民』シリーズの続きを早く出してほしいよね。気になっちゃって……

 

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

 

 

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

 

 

 『さよなら妖精』の続編は出てるよね、そこ出すんかーい!っていう。あと『ドグラ・マグラ』ね、ちゃかぽこで止まってる

 

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

 

 

 ちゃかぽこで止まるよね(笑)

 

 『ドグラ・マグラ』に関しては、総合病院の待合室で、たまたま精神病棟の向かいで読んでたのが俺のハイライトだね

 

 なんというか、“本物”感があるね

 

 あと近藤史恵さんの『タルト・タタンの夢』

 

タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)
 

 

 あー、これ買うわ。別の人にもおすすめされててね、ちょうど気になってたんだ

 

 ミステリーとしてはそんなにうまくないんだけど、ほろってなる。クリスマスイブイブくらいのときにストーブを炊いて、雪が降ってる夜中に眠い感じで読んでたい

 

 いい比喩だね

 

 ビストロが舞台なんだけど、読み終わったその日に辛抱たまらなくなって、電車に乗って続編買いに行ったからね

 

 

 あーいいね、そこまで入れ込める小説はとってもいい

 

 中毒的になる

 

 これも面白いって話だな、『雪の断章』

 

雪の断章 (創元推理文庫)

雪の断章 (創元推理文庫)

 

 

 徹夜本、って言葉いいですね。あとはSFに行くと……あ、『さまぁ~ずの悲しいダジャレ

 

さまぁ?ずの悲しいダジャレ 宝島社文庫

さまぁ?ずの悲しいダジャレ 宝島社文庫

 

 

 『バーナード嬢曰く。』で紹介されてたね

 

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)
 

 

 これね、僕小学生の時に読んでて、友達がお笑い芸人好きで図書館で借りてて読んだ記憶がある。「『猫が寝込む、永遠に』『死んだのかよ!』」みたいな、覚えてるもん何個か

 

 「『花に話しかけた、俺今仕事ないよって』『枯れちゃうよ!花に言っても仕方がないから探しなさい仕事を』」(笑)あれだね、又吉の自由律俳句みたいだね

 

 

 つっこみがあるからまたちょっと違うよね。ここらへんはハードなSFたち。怖くて読めない

 

 グレッグ・イーガンとかフィリップ・K・ディックとかね

 

 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』はかっこよかったから買った、あとは『星を継ぐもの』。これは三部作全部読みました

 

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

 

 

星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

 

 

 だいたいSFオールタイムベストとかで一位だよね

 

 そうそう。これとあとは『夏への扉

 

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

 ハインラインかあ、どメジャーだよね。ランキング上位にくるってことはやっぱりそれなりの面白さがあるんだろうなあ

 

 ……これパクリじゃないの?(笑)

 

 『アンドロイドの夢の羊』。でもこれはこれで面白いらしいよ、聞いた話だけど

 

アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)

アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

 へえ、あとは『銀河ヒッチハイクガイド』

 

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

 

 

 河出文庫だね、あれも確かに気になってた。「世界の真理は42だ」っていう。あれはコメディなの?

 

 コメディだね。もともとはラジオドラマなんだよ。それを小説にしたやつ。『宇宙の果てのレストラン』買おうかなあ、もってたかどうかも覚えてない。これ映画もよかった

 

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

 

 

 映画なあ、見ないとなあ。最近『ナルニア国物語』が古典新訳ででてるんだよね

 

魔術師のおい ナルニア国物語 1 (古典新訳文庫)

魔術師のおい ナルニア国物語 1 (古典新訳文庫)

 

 

 もうこういう扱いになったんだ、巨匠じゃん。あ、『クリスマス・キャロル』めちゃくちゃ好きです

 

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

 

 

 ほっこりするよね

 

 好きすぎて4,5種類くらいもってる(笑)違う訳で買ってみようと。ディケンズの『オリバー・ツイスト』が長いでしょ、そっちは読めなかった

 

オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫)

オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 どうする?単行本の方でも行ってみる?

 

【新書コーナー】

 

 『ラーメンと愛国』の話は前にしたのか

 

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

 

 

 記事にしたね、リンク貼っとこう

 

hyohyosya.hatenablog.com

 あったあった、あれ、この人さっきの『バンド臨終図鑑』でも書いてたね

 

 『1995年』っていう1995年だけにしぼった新書とかも書いてたと思う

 

1995年 (ちくま新書)

1995年 (ちくま新書)

 

 

 結構講談社現代新書好きだなあ

 

 新書も幅があるよね。岩波は格調が高い

 

 講談社現代新書はポップでわかりやすい。チンピラみたいな出版社が出してるのあるでしょ、薄くて軽いやつ

 

 チンピラ(笑)ソフトバンクなんちゃらみたいな

 

 ああいうのは新書のふりをした騙すやつだと思ってる

 

 確かに一般的に新書っていったら講談社か岩波か中公かちくまみたいなところはあるね

 

 ポップさでいったら光文社が一時期来たでしょう。『99.9%は仮説』『さおだけ屋はなぜつぶれないのか』

 

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

 

 

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

 

 

 新書ブームの火付け役って感じあるね

 

 社会現象くらいブームになったでしょ

 

 なったなった。逆に買わなかったけど

 

 中公新書って面白くなくて長いっていう印象があるんだけどどう思います?

 

 (笑)面白いのもあるよ

 

 今まで読んだ中公新書って無駄に長くて退屈だったんだよ

 

 まあポップではないよね

 

 岩波くらいになると面白いと思うんだよ。勝手なイメージだけど、岩波ってちゃんと頭のいい人が書いてる感じがある。中公は頭がそんなに良くないガチの学者が書いてるってイメージがあって、無駄な記述が多いんだよ。本筋に関係ない些末なことを書いてどんどん長くなっていくみたいな(笑)

 

 確かに岩波はスマートな印象はあるね(笑)中公は量で攻めてる感がないでもない。でも論理学のとかは面白かったよ

 

詭弁論理学 (中公新書 (448))

詭弁論理学 (中公新書 (448))

 

 

 歴史系のを読んでるからダメなのかな

 

 これとか結構気になってたんだよ、『地球の歴史』

 

地球の歴史 上 - 水惑星の誕生 (中公新書)

地球の歴史 上 - 水惑星の誕生 (中公新書)

 

 

 こうやって面白いタイトルつけるじゃん、でも面白くないんだよ中公新書

 

 中公ディスが(笑)でもこれは面白かった『ラテンアメリカ文学入門』。賛否は両論だと思うけど

 

 

 『ジャガイモの世界史』とか読んだけど面白くなかったんだよ。一時期なんちゃらの世界史が流行って、中公は真面目なくせにそういう二匹目のどじょうは拾いに行くんだよ。チンピラ新書が真似するのはいいんだけど、中央公論がやるか?って

 

ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 (中公新書)

ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 (中公新書)

 

 

 (笑)

 

 面白くない学者が面白い学者の真似をして真面目に書くから面白くないんだよ、どうせ。読んでないけど(笑)

 

 面白そうだけどね、『怨霊とは何か』とか

 

 

 ディスって面白かったら悪いから買ってみようかな(笑)あ、永六輔俺一時期めちゃくちゃ読んだわ

 

大往生 (岩波新書)

大往生 (岩波新書)

 

 

 永六輔ねえ

 

 永六輔黒柳徹子にはまってた時期がありました

 

 『窓ぎわのトットちゃん』とか?

 

 

 当時手に入ったやつは読んだね

 

 そうかあ。いいねえ、なんというか読書傾向がまったく違うからいろんな話が聞ける

 

 あとなんだろう『昆虫はすごい』面白かったよ

 

昆虫はすごい (光文社新書)

昆虫はすごい (光文社新書)

 

 

 これは昆虫の生態を紹介するみたいなやつ?

 

 そうなんだよ、とても面白かったです

 

 いいね、図鑑とか眺めるのって面白いし

 

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kamisino.hatenablog.com

 

☆第一回0000書店紀行はこちら★

kamisino.hatenablog.com