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0000書店紀行:番外編inブックオフ~前編~

0000(ゼロヨン)書店紀行とは?

月に一回10000円をもって他者と本屋に行こうという企画です。そこで紹介された本を買ったり、好きな作家の話を聞いたりしながら本屋をぶらぶらします。その月の新刊を見てみたり、ぼくが10000円以上本にお金を使わなくなったり、いいことがたくさんです。

今回は諸事情により縮小版の番外編。

ブックオフの100円コーナーにて10冊の本を買うという企画でお送りします。

今回のゲストはともに「定刻通りの漸近線」やツイキャスなどで活動している四流色夜空くん

今回ぶらぶらしたのはわれらの愛憎渦巻く都市、京都OPAのブックオフです。

※あいかわらず本棚を見ながらしゃべっていますので、話がとびとびになります

 

 

かみしの(以下:か) というわけで10000円で他者と本を買いに行く企画、番外編ということでin BOOKOFF、100円コーナーで10冊です

 

四流色夜空(以下:よ) 10冊いきますか

 

 いきましょうと。今回は四流色夜空くんとね、やっていこうと思います

 

 この一列ね(笑)

 

 一列(笑)

 

 一列みたら単行本の方もいきましょう

 

 じゃあまあア行からどんどん見ていく感じで

 

 100円とかで普段買うんですか

 

 いいのがあれば買うけどねえ

 

 一応見る?

 

 見る見る、五周くらい見る

 

 それは見過ぎだと思うけど(笑)アのところで最初何探すとかある?

 

 んー、ざーっと見てるけど安部公房とか芥川龍之介とかあっこらへんかな

 

 芥川龍之介ね、置いてあるね。僕はいつも阿部和重をね、『シンセミア』の2巻が置いてあるんだけど。名古屋もなかなかないんですよ

 

シンセミア 上下セット

シンセミア 上下セット

 

 

 阿部和重

 

 これ知ってます?

 

 『ひとり日和』ね、面白かった。芥川賞とってやつでね。わりとほんわか系

 

ひとり日和 (河出文庫)

ひとり日和 (河出文庫)

 

 

 芥川賞でほんわか系とかあるんだ

 

 なんていうかな、「家」みたいな

 

 生活感みたいな

 

 そうそう、生活感。全体が三途の川のメタファーになっているんだなって感じはあるけど、まあ読み心地がいい小説かな

 

 芥川ってここに『河童』『地獄変』『蜘蛛の糸』三冊あるけど、おすすめとかある?

 

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

 

 

地獄変・偸盗 (新潮文庫)

地獄変・偸盗 (新潮文庫)

 

 

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

 

 

 この中だったら、そうだなあ芥川って王朝ものみたいな○○ものっていうのがたくさんあって……

 

 初心者だったら

 

 芥川初心者、だったら『蜘蛛の糸』かなあ。よくいろんなとこで引用されるのは「河童」とか「歯車」とか後期の作品なんだけどね、有名な一節があって「誰か僕の眠っているうちにそっと絞め殺してくれるものはないか?」っていう

 

 それはなんていう小説?

 

 これは「歯車」っていう死ぬ前の作品なんだけど、後期はけっこうこういうばしばししてるのが多いね

 

 そうなんだ

 

 うん、「蜘蛛の糸」とか「杜子春」とかは童話っぽいけど

 

 後期だとリアリティというか

 

 そうね、どんな作家でも後期になるとびしびししてくるというか(笑)

 

 研ぎ澄まされてくる(笑)

 

 まあ、「地獄変」も面白いけどね

 

 「地獄変」ね、笙野頼子の『極楽』でもオマージュされてたり

 

 

 そうなんだ、笙野頼子

 

 ちょっと挑戦してみようかな

 

 そんなに、こう、やっぱり100円コーナーという感じのラインナップよね

 

 だいたいね、伊藤たかみの『八月の路上に捨てる』が置いてあって、もう一つ買いたくなる。もうもってるんですけどね

 

八月の路上に捨てる (文春文庫)

八月の路上に捨てる (文春文庫)

 

 

 あれも面白かったね

 

 芥川賞だよね。あれはいいですよ、攻めてくる感じの。そのあとはほんわかした感じになってっちゃうんだけど

 

 おっ、越前魔太郎があんじゃん。舞城王太郎とか乙一とかあっこらへんの作家が共通のペンネームで違う小説を書いているシリーズで

 

 

 そんなのあるんだ、そんなことやってるんだ

 

 誰がどれだったかは忘れたけど、メディアワークスだけじゃなくて、いろんなレーベルから出してるんだよね

 

 やっぱりそういう遊び心が大事だね

 

 いかにもゼロ年代的というかね、『ファウスト』とかでやってそうみたいなね

 

 あの時代の勢いみたいのが復権してくれるといいけどね

 

 最近、筒井康隆の『ビアンカ・オーバースタディ』の続編の『ビアンカ・オーバーステップ』っていうのが出たんだけど、書いた人が舞城王太郎なのではという説があるっぽくて。坂上秋成が『ファウスト』時代のスピリットを感じるので好きな人は読んだらいいと思う、みたいなことを言ってた

 

 

ビアンカ・オーバーステップ(上) (星海社FICTIONS)

ビアンカ・オーバーステップ(上) (星海社FICTIONS)

 

 

 筒井康隆は通じているところはもともとありそうだね

 

 小川一水とかちょっと気になるな

 

老ヴォールの惑星

老ヴォールの惑星

 

 

 SF?

 

 うん、日本のSF作家でよく名前の挙がる人だね。せっかくだから

 

 何冊か読んだことあるの?

 

 いや、ゼロだね。あんまSFを読まないから

 

 2005年ベストSF国内編で第1位

 

 読んでみたいとは思ってて

 

 「幸せになる箱庭」だって、最高ですね

 

 最高になる箱庭、入りたいな

 

 この人、有名なんでしょ

 

 大崎善生、『パイロットフィッシュ』だけ読んだな

 

パイロットフィッシュ (角川文庫)

パイロットフィッシュ (角川文庫)

 

 

 どうだった?

 

 よかったよ、苦味がある感じの、ビターな感じで。よく覚えてないんだけど、水槽を活発にさせるためだけに魚を入れておいて、その後飼いたい魚を入れるときにそのパイロットフィッシュは外に出されちゃうみたいな、それを人間関係にあてはめた小説だった気がする

 

 怖いな。この人、新潮の選考委員やってたんじゃなかったかな。全部間違ってたらどうしようという気持ちになってきた

 

 まあまあまあまあ(笑)記憶で語ってるからね。一応コーナーの恒例だから聞いておくけど、好きな作家とかどうですか

 

 誰の心にもいるといわれている滝本竜彦ですね。ファウストの時代の中でもいくつか傾向があって、どれを選ぶかでその人の性質がわかるみたいなのがあると思うけど、滝本竜彦ですね

 

 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』とかね

 

 

 『NHKにようこそ』とかね。小説は4冊くらいしかでてないんだけど、落ち込む人は是非ね、買ってほしいという

 

NHKにようこそ! (角川文庫)

NHKにようこそ! (角川文庫)

 

 

 あとは中村文則とか

 

 そうね、外に向けての意志表示が苦手な感じの小説が好きですね。エンタメとかはちょっと苦手なんで……これ読みました?

 

 読んだよ、川上弘美『溺レる』。短篇集だよね、確か

 

溺レる (文春文庫)

溺レる (文春文庫)

 

 

 伊藤整文学賞……女性作家、好き?

 

 わりと好きだよ、もちろん作家によるけどね

 

 あんまり読まないんだよなあ。綿矢りさくらいかな

 

 笙野頼子も女流文学では

 

 あっ、そうでした(笑)

 

 まあ、あの人は女流とかそういうのではないかもしれないけど(笑)

 

 女性とか男性とかそういうのを越えてるからね(笑)

 

 笙野頼子っていう人格だからね(笑)

 

 乙一とかって読んでるの?

 

 乙一はたぶん全部読んだと思う

 

 へえ、けっこうでてるよね

 

 出てるね、たぶん別名義のやつも全部読んだと思う、わりと好きだったからね。鹿島田真希の『ゼロの王国』とかあるけど、上巻だけだ

 

ゼロの王国(上) (講談社文庫)

ゼロの王国(上) (講談社文庫)

 

 

 名前は聞いたことあるけど

 

 三島由紀夫賞芥川賞野間文芸新人賞っていう純文学三冠文学賞を最初にとったのが笙野頼子で、二人目が鹿島田真希だったと思う

 

 へえー、二代目笙野頼子川上未映子もあるね、阿部和重と結婚した

 

 いかにもっていうカップルだよね、サブカルの人たちみたいな(笑)

 

 阿部和重が幸せを感じている瞬間とか想像がつかないけどね。いつも内に秘めてるので。うーん、よさそうではあるけどね

 

 わかる。結局『乳と卵』しか読んでないんだよね。『ヘブン』とかも面白そうだけど読んでない

 

乳と卵

乳と卵

 

 

ヘヴン (講談社文庫)

ヘヴン (講談社文庫)

 

 

 動画で見るとちゃきちゃきの大阪の女の人って感じがして、すごいですよね、怖いですよね

 

 対面とかしたらおされそう。女流作家の流れじゃないけど、金原ひとみがある、『マザーズ』

 

マザーズ (新潮文庫)

マザーズ (新潮文庫)

 

 

 何か読んだ?

 

 『蛇にピアス』と『アッシュベイビー』ってのを読んだんだけど、『アッシュベイビー』すごいの、めちゃめちゃすごい

 

蛇にピアス (集英社文庫)

蛇にピアス (集英社文庫)

 

 

アッシュベイビー (集英社文庫)

アッシュベイビー (集英社文庫)

 

 

 アングラ感的な?

 

 アングラ感というか、文章のドライブ感がすごい。舞城王太郎に近いところがある

 

 これいいですよ、「摂食障害気味の女性のパソコンに残されている意味不明な文章=作文」

  

AMEBIC (集英社文庫 か 44-3)

AMEBIC (集英社文庫 か 44-3)

 

 

 ああ、いいねえ。買おう。何か気になる作家とか

 

 北村薫ってさ、読んだことある?

 

 もってるけど読んでないな

 

 よいっていう評判はね、大学在学中から聞いてたんだけど

 

 日常ミステリーの人だよね

 

 そうそう、米澤以前というかね

 

 米澤穂信の系列、『氷菓』の系列というかね。『空飛ぶ馬』とかの円紫さんシリーズが有名かな、だからたぶん『氷菓』とかが好きな人は好きだと思う、まあ読んでないからなんともいえないけど(笑)

 

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

 

 

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 

 

 最近ほんわかしたのがあんまり読めないから……

 

 びしびししたやつしか

 

 そう、俺を甦らしてくれみたいな、刺激がね。『姑獲鳥の夏』とかは読んだけどね。長いけどね

 

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

 

 

 長いけど読みやすいもんね、京極夏彦。やっとカ行のクまで来たけど

 

 窪美澄、『ふがいない僕は空を見た』、読んだ?

 

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

 

 

 読んでない

 

 めっちゃいいですよ

 

 お、そんなこと言われたら買うしかない

 

 R18文学賞じゃなかったかな。映画にもなってるんですけど

 

 うーん、こころが傷つきそうだ

 

 群像劇の連作形式なんだよね。基本ね、僕は自分をふがいないと思ってるんでこれはいいですよ

 

 (笑)ふがいない僕らには突き刺さる(笑)関係ないけどこの『邂逅の森』ってやつ面白かったよ飄々舎の書評に書いたんだけど、マタギの話で。熊や鹿を狩って生計を立てている人たちの。エンタメ直球っていう感じだった

 

邂逅の森 (文春文庫)

邂逅の森 (文春文庫)

 

 

hyohyosya.hatenablog.com

 

 ここらへんからアツくなってくる

 

 ブックオフの100円コーナー、たまにいい本があるパターンあるからね

 

 あるんですよ、買っちゃうもん。けっこう海外文学も多いと思う

 

 桜庭一樹さんもあるね

 

 『砂糖菓子の弾丸』はね、もうみなさん大好き

 

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

 

 

 そうね、あ、これは表紙で騙してくる方の装丁のやつだ

 

 全然違うよね、中身と(笑)

 

 こっちのバージョンの表紙で表紙買いすると、傷ついて大変なことになりそう

 

 桜井亜美とかどうですか

 

 何の人?詩人?

 

 いや、90年代後半とかの、携帯小説的な感じの

 

 へえー。たしかに横文字が多い。『イノセントワールド』とかMr.childrenかという

 

イノセントワールド (幻冬舎文庫)

イノセントワールド (幻冬舎文庫)

 

 

 それがたぶん出世作なのかな。まあ、援助交際とか女性の書く闇みたいなのを軽い文体で書く

 

 初めて知ったなあ、気にならないでもない。島田雅彦が置いてある、『優しいサヨクのための嬉遊曲』

 

優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)

優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)

 

 

 えっ、いいじゃん。これめちゃくちゃ好きなんだけど。図書館で借りて読んだけど。阿部和重と喧嘩してたね

 

 してたね、そういえば(笑)

 

 中原昌也の一件でね。これは買っとこう。島本理生とか

 

 佐藤友哉の奥さんね。サークルの後輩に『アンダスタンド・メイビー』面白いですよって言われたけど下巻しか置いてないな。俺、その横の澁澤龍彦が気になっちゃう、『世界悪女物語』

 

 

世界悪女物語 (河出文庫 121B)

世界悪女物語 (河出文庫 121B)

 

 

 澁澤龍彦ね、やっぱり教養として知っておきたいというところはある

 

 一時代を築いているからね

 

 『母の発達』がある、最高じゃないですか

 

母の発達 (河出文庫―文芸コレクション)

母の発達 (河出文庫―文芸コレクション)

 

 

 本当だ、うわ、買おうかな

 

 お母さんホラーですよ

 

 どういう煽りなんだ(笑)われら大好き笙野頼子先生

 

 柴崎友香

 

 『春の庭』で芥川賞とってるんじゃなかったけ

 

春の庭 (文春文庫)

春の庭 (文春文庫)

 

 

 読んだ?

 

 読んだ。日常系4コマみたいな小説だったな。鷺沢萌、結構好きなんだよね。『海の鳥』、これは短編集なんだけど、ある一瞬を切り取ってみた、みたいな。東京事変の「閃光少女」じゃないけど

 

海の鳥・空の魚 (角川文庫)

海の鳥・空の魚 (角川文庫)

 

 

 女の人で『日傘のお兄さん』の豊島ミホもそういう感じなんだよね、僕好きなんだけど

 

日傘のお兄さん (新潮文庫)

日傘のお兄さん (新潮文庫)

 

 

 ああー、わかるかもしれない。なんだっけ、浅野いにおが表紙書いてる小説を読んだな

 

 

 妹尾まい子とかね、『天国はまだ遠く』とか。映画にもなってて

 

天国はまだ遠く (新潮文庫)

天国はまだ遠く (新潮文庫)

 

 

 タ行ですか

 

 おお、『共喰い』がある

 

共喰い (集英社文庫)

共喰い (集英社文庫)

 

 

 田中慎弥

 

 田中慎弥大好きなので、何か読んだ?

 

 『共喰い』と、「蛹」「切れた鎖」あたり読んだかな。強度があるよね

 

切れた鎖 (新潮文庫)

切れた鎖 (新潮文庫)

 

 

 田中慎弥は外に出てなかったわけじゃないですか、だからか想像力がすごいよね。これはけっこう読んでほしい作家だな

 

 そうだね、『共喰い』なんかは読みやすいほうだと思うから、そこらへんから入ってね

 

 言い回しが好きなんだよね。谷川俊太郎『二十億光年の孤独』、聞いたことはあるけど

 

二十億光年の孤独 (集英社文庫)

二十億光年の孤独 (集英社文庫)

 

 

 「あるいはネリリしキルルしハララしているか」ってやつじゃない?なんだっけ、「万有引力は引き合う孤独の力である」みたいな言葉があって、好きだった気がする

 

 教科書に載ってるんだっけ

 

 そうだね、谷川俊太郎いいですよ。詩人っていったら一番か二番くらいに名前が出てくると思うけど、やっぱりよい。高橋源一郎とかは置いてないね

 

 これは大変なことですよ

 

 おっ、滝本竜彦大量にあるじゃん

 

 『超人計画』二冊持ってるからね

 

超人計画 (角川文庫)

超人計画 (角川文庫)

 

 

 『NHKにようこそ』って続編とかってあるの?

 

 ないよ(笑)

 

 読んだことなくてさ

 

 ないの!?大丈夫か?(笑)

 

 ないの(笑)『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』と『僕のエア』だけなんだよね

 

僕のエア (文春文庫)

僕のエア (文春文庫)

 

 

 どうして読んでないの

 

 いや……触れてこなかった(笑)

 

 みんな読んでるよ

 

 あ、これはぜひ買います(笑)

 

 これは滝本竜彦は引きこもりのイメージが強いけど、ちゃんとニーチェの引用とかでエッセイみたいなのを書いてる。この辺もみんなわかってほしい。理解して生きてほしい。『NHKにようこそ』はメディアミックスもされていてね

 

 そうそう、そのイメージがあったから続編があるような気がしてた

 

 似たようで全部違うからね、三回は楽しめる

 

 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』を大学時代に読んで学校にいけなくなったぼくが読んでも大丈夫ですか

 

 まあ働いてないしね

 

 (笑)いい言葉だ(笑)

 

 働いてたらやばいかもしれないけど。おっ、かみしのさんの本があるよ

 

 『フェイク』(笑)ぼくの本ではないけどね、まあ、ぼくの座右の銘と言われる(笑)

 

フェイク (角川文庫)

フェイク (角川文庫)

 

 

 羽田圭介とかある、『盗まれた顔』

 

盗まれた顔

盗まれた顔

 

 

 読んでないな

 

 俺も読んでない、『メタモルフォシス』読んだの?

 

メタモルフォシス (新潮文庫)

メタモルフォシス (新潮文庫)

 

 

 読んだ読んだ

 

 好き?

 

 うん、好き。羽田圭介はね、笑わせようとしてる気がするんだよね

 

 わかるわかる。僕も『黒冷水』読んだんだけど、なんかやりすぎでは、みたいな。あれ読んでみたいんだよね、『スクラップ・アンド・ビルド』

 

黒冷水 (河出文庫)

黒冷水 (河出文庫)

 

 

スクラップ・アンド・ビルド

スクラップ・アンド・ビルド

 

 

 芥川賞のね、あれも笑える感じだったな。『火花』と一緒にとってて、『火花』はわりと笑わせようとしてるんだけど、『スクラップ・アンド・ビルド』はなんか笑っちゃうみたいな。けっこう笑いで統制のとれたいい芥川賞だったのかも

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

 寺山修司とかある

 

 いいね、『少女詩集』なんてのは最高ですよ

 

寺山修司少女詩集 (角川文庫)

寺山修司少女詩集 (角川文庫)

 

 

 そうなんだ、知らないなあ

 

 「涙は人間の作ることのできる一番小さい海です」みたいな、そんなんがあった気がする

 

 寺山修司もみんな読んでるよね。この時代の詩人って他に有名な人っているのかな、一人勝ちだったのかな

 

 誰だろうな、詩人自体はたくさんいただろうけど。寺山修司は何でもできたってのが強いよね

 

 映画とかね

 

 映画から演劇、俳句、短歌、詩、テレビにも出る、みたいなね

 

 『書を捨てよ、町に出よう』とか『青女論』とかあそこらへん読んだんだけど、よかった

 

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)

 

 

青女論―さかさま恋愛講座 (角川文庫)

青女論―さかさま恋愛講座 (角川文庫)

 

 

 さっき言ってた豊島ミホがある、『青空チェリー』

 

青空チェリー (新潮文庫)

青空チェリー (新潮文庫)

 

 

 売れないっていって書くのやめちゃったけど、繊細な感じがいい

 

 南条あや買うか

 

卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

 

 

 やっぱりね、バイブルとして(笑)

 

 バイブルとして(笑)『八本脚の蝶』とか『メンヘラリティ・スカイ』とかと一緒に並べておいてね。読みたいとは思ってたし。そんで中島らもね、『ガダラの豚』、いついっても一巻がないんだ

 

八本脚の蝶

八本脚の蝶

 

 

中島らも『ガダラの豚』全3巻セット (集英社文庫)

中島らも『ガダラの豚』全3巻セット (集英社文庫)

 

 

 『ガダラの豚』読みたいんだよね

 

 ね、めっちゃ面白いらしいからね。この前10000円企画をした男がいるんだけど、この男が「集英社で一番面白いミステリーはガダラの豚だ」って言ってた

 

 お墨付きですね。52歳くらいで死んじゃったんだよね。辛い人は中島らもとか読むといいと思う

 

 そうね、『バンド・オブ・ザ・ナイト』とかよかったし

 

バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫)
 

 

 『今夜、すべてのバーで』とかが有名だけどね

 

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

 

 

→次回、ナ行から外国文学コーナーまで

 

kamisino.hatenablog.com

 

★第三回はこちら☆

kamisino.hatenablog.com

 

★四流色夜空・西田えな・かみしのの運営する投瓶通信「定刻通りの漸近線」はこちら☆

 

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